キャピタルゲインとインカムゲイン

今回は投資をしているとよく耳にするキャピタルゲインインカムゲインについてお話ししたいと思います。

投資とは目的と目標が変わるだけで、同じ投資商品でも運用方法が全然違ってきます。

その中でもキャピタルゲインとはどのような目的と目標があれば効果的で、またインカムゲインはどのような商品だと具体的に効果的なのか事例を挙げて解説していきます。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは資産を売買することによって生まれる利益のことを言います。

株式投資であれば株の売買、不動産投資であれば、物件の売買を行うことで購入時と売却時の差益のことになります。

具体例

・株の売買

・FX

・不動産の売買

・仮想通貨

インカムゲインとは

インカムゲインとは資産を保有することによって定期的に生まれる利益のことです。

株式投資であれば株を保有している会社から得られる配当金や、不動産投資であれば、毎月の家賃収入になります。

具体例

・株保有による配当金(株式投資)

・所有物件の賃貸収入(不動産投資)

・預金による銀行からの利息

・投資信託

キャピタルゲインの特徴

どの投資商品でもリスクを大きくとればとるほど、リターンも大きくなるのが一般的です。

1株1000円の株を購入して、1200円で売れれば、200円の利益(リターン)がでますが、その株を100株購入することで、利益も100倍になります。

しかし、株価が下がり1株800円で売却すると200円の損失(リスク)が生まれて、100株だと損失も100倍になります。

一長一短ありますが、キャピタルゲインにはそのようにリスクがあります。

One Point Advice

短期間で大きく利益を出して運用していきたい方にはいいかもしれませんが、その分、短期間で集中して労力をかけることになるので、比較的時間に余裕がある状況で取り組んだ方がいいかもしれません。

インカムゲインの特徴

インカムゲインの特徴は、ずばり不労所得です。

投資とは自分の分身であり、その分身が自分の代わりに働いてくれるわけですが、株であれば、保有しているだけで毎年決まった時期に配当金がもらえて、なんの労力もかかりません。

しかしリスクが0といったわけではありません。

保有している株の会社の業績が悪くなることで、配当金がなくなることや、所有している投資物件が空室(借りる人がいない)になることでインカムゲインがなくなるケースもあります。

なくなってしまうと、資産は売却しない限り、利益は出ないですし、そこで売却したときに購入時より安ければ損失(リスク)が出てしまいます。

One Point Advice

労力をかけずに長期的に利益を出せるので、とても魅力的ですが、その分信頼のおけるパートナーのような存在である投資商品を考えて選びましょう。

それぞれにかかる税金

利益が出た時の税金ですが、実はこのことを知らずに投資をして儲けて後から多額の税金を納められた方も多いようです。

ここまで読んでいただいたので、利益や損失が出た時の税金もしっかり頭に入れておきましょう。

税金に関してはキャピタルゲインかインカムゲインで区別するより、それぞれの投資商品で得た利益はどの課税対象になるかを調べましょう。

主な投資商品の課税区別を下記にまとめたので参考にしてみてください。

申告分離課税(20.315%:所得税15.315%+住民税5%)
株式投資の売買における利益
FXにおける利益
源泉分離課税(20.315%:所得税15.315%+住民税5%)
定期預金による利息※1
長期譲渡所得(20.315%:所得税15.315%+住民税5%)
不動産の売買における利益(所有期間5年超)
短期譲渡所得(39.63%:所得税30.63%+住民税9%)
不動産の売買における利益(所有期間5年以下)
総合課税(個人の所得税率による+住民税10%)
株式投資における配当金※2
投資信託における配当金※2
仮想通貨の売買による利益

※1:利息が支払われる際に自動で源泉分離課税額はひかれております。

※2:申告分離課税と選ぶことができます。所得税率を考慮して税金が低くなる方で申告できます。

最後に

いかがでしたでしょうか。

簡単に概要とそれぞれの特徴などを挙げましたが、他にもたくさん投資商品はあります。

また、課税の部分でも、控除できるケースや、NISSAiDeCoといった非課税商品となるケースのある商品もあります。

それぞれの特徴を勉強したうえで、一つひとつの利益を最大限に活かせるような運用をしていきましょう。