個人がビジョンを持つことの重要性

「あなたのビジョンは?」と聞かれて、答えられる人はどのくらいいるのでしょうか。

「ビジョンなんて、会社を経営したり、組織のトップにいる人、世界で活躍している人が考えるようなことで、個人個人で考える必要もないし、なんか暑苦しい…」

と思っている人も多いと思います。

しかし僕はビジョンがあることで、自分の人生が豊かになると思っています。

そこで今回はビジョンの重要性について解説していきます。

個人がビジョンを持つことの重要性

なぜ個人がビジョンを持つことが重要なのかというと

結論、ビジョンが”生きる活力”になるからです!!

ビジョンとは

そもそもビジョン(Vision)とは、訳すと“展望”という意味です。

要するに、個人のビジョンとは、これから自分はどうなりたいのか、ということになります。

夢との違い

ビジョンをざっくり考えると夢と同じように思えます。

しかし夢とビジョンは重なる部分もありますが、違います。

夢とは

夢とは下記のように説明されています。

睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。視覚像として現れることが多いが、聴覚・味覚・触覚・運動感覚を伴うこともある。
将来実現させたいと思っている事柄。
現実からはなれた空想や楽しい考え。
心の迷い。
はかないこと。

出典:コトバンクより

夢の2番の意味がビジョンと重なりますが、今回僕が伝えたいビジョンの意味は、”将来実現させたいと思っている事柄”だけで終わりません。

ビジョンの意味を深堀

ビジョンとはどうなりたいのか、に加えて、なぜそうなりたいのか、またそうなることでその先に何を見たいのか…と続いていくような感じですかね。

自分が”将来どうなりたいのか?”という点ではビジョンの最終形態として“夢”があるので、重なっています。

夢はその形としてあるものですが、ビジョンはその夢を”なぜ叶えたいのか?”そして叶えることによって”自分がどうなりたいのか?”、”誰にどんな影響を与えたいのか?”という深く掘り下げていくものです。

例えば将来の夢が”歌手”だとします。

夢は“歌手”や“アーティスト”となりますが、ビジョンは歌手になることで“世界中の人を笑顔にする””世界中の人を笑顔にすることで世界中を平和にする”といった考え方になります。

ビジョンに意味は必要?

かといって、そこまで掘り下げている人もあまりいないと思いますし、ただただ“かっこいいから”という理由で、夢やビジョンを語ってもいいと思います。

もちろん全然問題はないですし、それもそのビジョンの形だと思います。

ただ“かっこいいから”や“有名になりたいから”というのは人の心の野心につかさどるものです。

野心とは

野心とは野望といったりもしますが、“身の程を知らない大きな望み、高望み”という意味だそうです。

野心も必ずビジョンと表裏一体となっているものです。

それでは野心の反対語は何でしょうか。

野心の反意語

野心の反意語はです。

そしてその志こそが、ビジョンを大きく支える考え方なのです。

志とは

志とは、目的、目標といった意味がありますが、信念や他社への好意といった意味もあります。

要するに、志とは”世のため””人のため”という思いになります。

プロ野球選手になりたいという”夢”があるとします。

その人の野心は、プロ野球選手になって”モテたい”とか”お金持ちになりたい”といった気持ちです。

それとは別で、プロ野球選手になることで、”日本のプロ野球界をもっと盛り上げたい”とか、”子供たちに夢と希望を与えたい”というのが志です。

この志を、形のある夢と一緒に描いたものがビジョンです。

ビジョンを持つ重要性

ではこのがあるビジョンは、なぜ個人の人生で大事なのでしょうか。

まさしく冒頭でも伝えた、“生きる活力”になるからです。

ではなぜ“生きる活力”になるのでしょうか。

いろいろな本や著名人が「ヒトは生まれながらにして使命をもっている」と言います。

使命とは

使命とは”与えられた任務”という意味になりますが、使命は果たすことによって、世のためになります。

”世のためになる”ということは、まさに志という想いを使命(与えられた任務)として具体化しているのです。

そしてその使命人それぞれ生まれながらにしてあるのです

しかし僕はその使命こそビジョンなくして生まれないと思っています。

鮭の場合

鮭は産卵(志)するために必死で流れの厳しい川を遡上(使命)していきます。

しかし産卵(志)を諦めた鮭は海へと流され使命を果たすことなく死んでしまいます。

ヒトの場合

日本では最低賃金も用意されているので、なんの使命がなくてもただ労働することで、生きていけます。

よくこれをライスワーク(ただ飯を食うために働く)といったりもしますが、ビジョンを持つことで自分の使命が浮き出て、今自分は何をするべきか(ミッション)が分かり、行動していけます

ただ飯を食うために働くのではなく、ビジョンを持って使命を果たすことでライフワークへと変わり、日々ミッションに取り組むことができます。

とはいっても、飯を食うために働かないといけない部分もあるので、ライスワークもとても大事です。

しかし、ビジョンを持ち続けることで、具体的に今行動するべきこと(ミッション)が見えてきて、生きる活力になります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ビジョンはすぐに見つかるものでもなければ、どのように考えていいのかわからないと思います。

考えたり、いろんな本や人に出会ったりして、ビジョンは生まれたり見つかるものです。

そしてビジョンを定めることで、今日より明日、明日より明後日、もっとわくわくできる毎日になると思います。

まずはみなさんも個人のビジョンを考えてみてはいかがでしょうか。